「No! Try not. Do. Or do not. There is no try.」
いきなりの英語ですが、これはある映画のキャラクターの有名なセリフです。日本語訳では、
「ちがう!『やってみる』のではない。『やる』か『やらぬか』だ。試しなど無い」
という感じです。
だれのセリフかというと、かの大宇宙的なマスター、スターウォーズのヨーダが発したものです。
主人公ルークが師匠であるヨーダにとても出来そうにも無い課題を出されました。
ルークが「やってみます」と行ったことに対するヨーダの発言です。
え〜「やってみる」「レッツトライ!」っていいじゃないか〜、という気がしませんか。
僕も良く「レッツトライ」と言ってしまいます。
でもヨーダはそんな軽いノリは許しません。
「やってみる」という言葉の前に、
(どうせ出来ないだろうけど)
(出来るかわからないけど)
(出来なくてもしょうがないけど)
という心の声がくっついている事を見逃しません。
必ずやる、やり切るという気概なくして結果は伴わない。
そういう事をヨーダは言いたかったのでないでしょうか。
あれこれ考えすぎて何も進まないのであれば、まずはやってみる、という姿勢が僕は好きです。
ヨーダもその事自体を否定しているのでは無いと思います。
「まずはやってみる」という事を、全力でやるわけです。
僕自身も僕たちが応援している中小企業経営者も、ふとした心の隙をついて「まあ、やってみる」という
フワッとした行動に落ちることがないでしょうか。
絶対にやりきる。
目の前のことに全力で向き合う。
人事を尽くしたら、やっと神頼みが出来る。
経営者として、気概をもってやりきれたのだろうか・・・?
Do. Or do not. There is no try.
年末になり、今年一年を振り返ったとき、
ヨーダのこの言葉がグサリと心をえぐります。
さて、皆さんはいかがでしょうか。