荻島宏之の経営コラム

採用活動での試みあれこれ

昨年末より当社では採用活動を行なっています。
従来、求人媒体より応募があると、書類選考のうえ面接という流れでした。
しかし今回の採用活動は2つ変化を加えています。

1つ目は「オンライン面接の実施」です。
新型コロナの影響で、当社がある東京も緊急事態宣言(2021年3月10日現在)下にあり、新宿に来ての面接は不安な人もいるかと思います。
その心配もあるのですが、むしろ、これを機会にオンラインでの面接がどんなものかを試してみようという事も実施の決め手でした。

実際に数回やってみた感想ですが、実際にお会いしての面接とあまり変わることは無い印象です。私たちの方が初めてな事もあり緊張していたくらいで、求職者の方は慣れたものでした。
まだまだ回数も少ないですし、直接会って感じられる事も多くありますから、引き続き検証は続けていきますが「オンライン面接では採用出来ない」という事は全く無いと考えています。

2つ目は「面接前の顔合わせ」です。
大手企業などでは当たり前の事かもしれませんが、当社の事をより知ってもらうための会社説明会のようなものです。
面接では求職者の事をより知ろうとする事に時間が使われるので、その前に当社の事をより知っておいてもらうための顔合わせです。
顔合わせを経て求職者の方が

「イメージ通り、面接受けよう」

「自分とは合わなそうだから面接やめよう」

と考えミスマッチが減らせれば、という意図で試してみました。
そしてもう一つの意図が、当社のメンバーに「自分の仕事の事」「自社の事」を求職者に語ってもらう、という事です。
今回の顔合わせには入社5年目の社員にも参加してもらいました。
会社の説明部分は私が話をしましたが、求職者の方からの質問には参加した社員に答えてもらうようにしたところ、相手が聞きたい事をちゃんと捉えようと努力し、丁寧に飾らず話をしてくれました。
自分の仕事のこと、社会人としての過ごし方などをきちんと人に話す機会はなかなか無いのでは、と思いますので、とても良い試みだったと自画自賛です(笑)。

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