今月のオススメ本は、
です。
この本で繰り返し語られている「PL脳」ですが、本当にこの呪縛に囚われいる人は多い様に思います。「会計」を専門に扱っている様な会計事務所でさえこの傾向がありそうです。
PL(損益計算書)自体が「悪」という話では決してなく、会社の経営を行う上で重要な判断材料となるものではあります。
ただPLを良くしよう(短期的な利益を出来るだけ上げていこう!)とばかり考えてしまう思考回路になると、長期的な視点での経営戦略を考え判断をしていくことが出来なくなってしまう企業があまりにも多いのでは?という警鐘です。
サイバーエージェントの藤田晋さんも雑誌のインタビューで「経営者は黒字に逃げてはいけない」とお話しされていましたが同じお話しだと思います。この雑誌記事自体もとても面白かったので興味のある方は上記のリンク先の雑誌を見てください。