税金

国税の納付手続き(クレジットカード納付)

クレジットカード納付とは、インターネット上でのクレジットカード支払の機能を利用して、国税庁長官が指定した納付受託者(トヨタファイナンス株式会社)へ、国税の納付の立替払いを委託することにより国税を納付する手続です。

 

地方税では、従前より可能であったクレジット納付が、国税の納付手続きにおいても、今年1月4日から可能になりました。納付可能な税目は、法人税・消費税・所得税等ほぼ全ての税目です。納付額は、1回の手続きにつき、1,000万円未満、かつご利用になるクレジットカードの決済可能額以下の金額です。

 

クレジットカード納付では、納税者利便の観点でもメリットがあるほか、通常のカード決済と同様に、ポイントが付くケースもあります。

一方で、決済に当たる決済手数料の負担は納税者が負うことになります。

国税では、納付税額が最初の1万円までは76円(税別)、以後1万円を超えるごとに76円(税別)が加算されます。

 

今年6月12日以降、国税庁HP又は確定申告書等作成コーナーに加えてe-Taxからもクレジットカード納付専用サイトにアクセスが可能になった。これにより、納付時において必要書類の準備が要らなくなり、一定の情報入力作業も省略できるようになります。

 

先に導入されていた国税庁HP等からのクレジットカード納付では、納付時の国税の申告書や税務署から送付される各種通知等を準備し、同サイトに税目や課税期間、申告区分、納付税額等の情報を入力する必要がありました。

 

一方、e-Taxからのクレジットカード納付では、一定の情報を電子申告時に入力すれば、納付時に納付区分番号(住所、氏名、整理番号等の情報に代わってe-Taxで払いだされた番号)、納付先税務署、税金の種類、課税期間、納付税額の情報がe-Taxから引き継がれるため、改めて情報を入力する手間がなくなる。

ただし、e-Taxからクレジットカード納付をするに当たり、通常期は24時間対応でないため(平日8時30分

24時まで)祝休日等は国税庁HP等からアクセスし、情報入力等を行ってクレジットカード納付しなければいけません。

 

【ご利用にあたっての注意事項】

 

・領収書は発行されません。領収書が必要な方は、最寄りの金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付してください。

 

・クレジットカード納付をしてから、納付済の納税証明書の発行が可能となるまで、3週間程度かかる場合があります。

 

・納付税額に応じた決済手数料がかかります。(最初の1万円までは76円(消費税別)、以後1万円を超えるごとに76円(消費税別)が加算されます。)

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